NO KICK NO LIFE 公式コラム 第9回 番外編「小野寺力による主要カードの見所まとめ」

NO KICK NO LIFE コラム

※下記文章は小野寺力ブログの内容をまとめたものになります。

梅野源治×スターボーイ見所

梅野源治vsスターボーイ

まずは3年連続出場”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)。
相手は”速攻の殺し屋”スターボーイ・クワイトーンジム(タイ)。
肘と右のパンチを振るって前へ出るタイプなので、梅野と噛み合うはず。
梅野が左のローキックでジワジワとダメージを与え、肘とパンチの連打で仕留めると予想するが、
決して打たれ強くない梅野だけに、スターボーイの強振してくる一発は怖い。
日本人相手に2連勝(共に1ラウンドKO)しているスターボーイを梅野が止められるか。

那須川天心×宮元啓介

那須川天心vs宮元啓介

17歳高校2年生ながら11戦全勝(9KO)と破竹の快進撃を続ける那須川。
威力、スピード共に群を抜いたパンチとバックスピンキックなど回転計の蹴り技を織り交ぜるスタイル。
一方の宮元は、空手出身者ならではのタフさとボディ打ちを中心としたパンチ主体の粘り強いスタイル。
こちらも時折り繰り出す回転系の蹴り技も威力十分。
ポイントは、那須川初の5ラウンド制と首相撲か。
那須川の前半の猛攻を凌げば、中盤からタフな宮元がジワジワ追い上げる事が予想される。
とにかく、序盤から目が離せない試合となるでしょう。

町田光×森井洋介見所

町田光vs森井洋介

居合の構えから突如繰り出す変則的なパンチは勿論、首を掻っ切る動作やインターバル中の正座など
見どころ満載。入場から観客を引き付ける大変魅力ある選手です。
対する森井は、いかにも硬く強いパンチを持ち、常に前へ出る好戦的なファイタータイプ。
町田のパフォーマンスには一切付き合わず、自分の仕事を職人のようにこなすでしょう。
森井のスタイルは基本変わらない為、町田がどう出るかによって展開は変わってくる。
とにかくこの試合、どんな事になるのか組んだ時からワクワクしています。

ザカリア・ゾウガリー×水落洋祐の見所

ザカリアvs水落洋祐

まずはザカリア。
この選手、過去に前日の試合オファーを快諾してオランダから試合当日に来日。
過酷な1DAYトーナメントを決勝まで勝ち上がったとんでも無いバケモノです。
グイグイとプレッシャーを掛けて相手に近寄り、素早い強打を叩きつける。
そこからローキックにも繋げるが、怖いのは飛びヒザ蹴り。
パンチ連打で下を向かせた瞬間、不意に飛んでくる。
RISE王者・裕樹もこの飛びヒザ蹴りで倒された。

一方の水落。
元暴走族と言う経歴も面白いが、彼を語る上で外せないのが火事現場での人命救助。
火事場に入って行き、逃げ遅れた女性を救出した話は有名だ。
さて実力の話へ。
基本的には蹴りもパンチもバランス良く使いこなすタイプである。
師匠がタイのムエタイ選手であった為、その技術も十分に伝授されている。
しかしながら、水落は火事場に飛んで入って行く命知らず。
ザカリアの猛攻を真っ向から受けて立つ可能性もある。

ザカリアは余り様子を見るタイプではなく、誰が相手でもプレッシャーを掛けて前へ出る。
水落がローキックやミドルキックを蹴ることにもお構いなくパンチを振ってくるだろう。
そのプレッシャーに水落が打ち勝てるかがポイントになるのでは。
爆発力はザカリアが圧倒的に上。
だが水落には折れない強い心がある。
実はこのザカリア、1月のRISE後楽園大会では敗れているのだ。
試合前にウィルス性胃腸炎にかかり体調不良だったとは言え、ザカリアの猛攻を耐え抜いた
引退戦の吉本光志がTKO勝ち。
かなり辛く我慢しなくてはいけない状況は続くが、それを乗り越えれば水落にも十分勝機はある。

爆弾小僧の異名通り強打と飛びヒザ蹴りでザカリアは暴れ回るはず。
それを水落がどう闘うか。
日本人選手でザカリアの相手は水落しか居ないと思って組んだ試合。
1ラウンドから一瞬たりとも目が離せないだろう。

プロフィール
小野寺力
1996年5月 日本フェザー級王座獲得 以後4年間保持 2005年10月引退、現在はRIKIX会長及びNKNLプロデューサー
14歳から始めたキックボクシング。誰にでも出来、試合観戦もおもしろい。一人でも多くの人にその面白さを伝えるべく活動して行きます。

小野寺力オフィシャルブログ

 

 

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NO KICK NO LIFE2016


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